関西ペイント 感染対策テープの販売を再開 新カラー・大型施設向け追加
関西ペイント
関西ペイントと関西ペイント販売(東京都大田区、寺岡直人社長)は10月から、接触感染対策シリーズの「接触感染対策テープ」をリニューアルし、塗料販売店、インターネット販売(各種通販モール)などでの販売を再開した。新たなカラー3色(フレッシュグリーン、コルクブラウン、シティグレー)、2サイズ(一般、大型施設向け)を展開する。
手すりやドアノブに簡単に貼れる
同製品は、抗菌・抗ウイルス機能を有する自然素材の漆喰塗料「アレスシックイ」の「アレスシックイモンティアート」を肌触りの良い起毛加工織布に塗布した、テープタイプの粘着シート。ドアノブや手すりなど、手でよく触れる場所に必要な長さにカットして貼ることで、菌やウイルスなどへの接触感染対策ができる。効果の持続期間は約半年。離型紙にスリットが入っているため貼りやすく、再剥離も可能となっている。
間接接触感染は、汚染された媒介物に触れることによって感染するもの。咳やくしゃみなどにより手に菌が付いた状態で触れることで媒介物が汚染され、それを他の人が触れることにより、感染が広がる。
菌やウイルスの感染力を不活化
同シリーズでは、「アレスシックイ」に使われる漆喰の主成分「消石灰」の強アルカリ性を活用。消石灰は鳥インフルエンザ対策の消毒を行う際にも使用されており、接触した菌やウイルスの感染力を失わせる効果がある。
▶ 関西ペイント「接触感染対策シリーズ」※別ウィンドウで開きます
日本塗装時報第2043号掲載記事