大塗装、近畿地整幹部と意見交換 熱中症対策など要望
- 2025/12/3
- 団体・組合

大阪府塗装工業協同組合(小掠武志理事長)は11月26日、建団連会館会議室で、近畿地方整備局幹部との個別意見交換会を開いた=写真。組合からは小掠理事長をはじめ10人が出席、近畿地整からは西岡宏之建設産業調整官ら3人が出席した。
小掠理事長は「私たち専門工事事業者はモノづくりの担い手である職人を守り、育てていく責務がある。そうした意味でも業界を取り巻く課題や悩みを行政の皆様に理解していただくことが需要である。今後とも意見交換会を続け、また公共工事の継続的な発注をしていただき、塗装業界が地蔵的に成長、発展を遂げることができるよう、お願いする」とあいさつした。
西岡調整官は「建設業法および入契法の改正部分が12月12日から完全施行される。担い手確保のために様々な措置を講じており、皆様でもこれらの法律は元請と交渉する武器にもなる。近く説明会も開催予定で、ぜひこの機会に法律に触れていただきたい」と述べた。
今回のテーマは▽塗装工事が主たる工事は塗装専門業者に発注していただきたい▽塗装工事の発注増をお願いしたい▽夏場の熱中症対策について(発注者や元請と協議できるような仕組みづくりの法制化、サマータイムの導入など)▽CCUSの進捗状況について▽働き方改革関連(土日休工への対応)▽技術者制度(現場管理技術者による竣工承認)。




















