日塗装実態調査 改修増え元請比率高まる 橋梁・その他工事が大幅増
日本塗装工業会
(一部既報)日本塗装工業会(加藤憲利会長)がまとめた令和3年度塗装工事業者実態調査(令和4年9月1日現在)によると、同会会員の完成工事額の総額は8897億89百万円で、前の年度に比べ2・6%増加した。1事業所平均は4億6百万円で、同2・9%伸びた。新築・塗り替え別では新築が低調だったが、改修が増加した。官庁・民間別では民間工事が微増にとどまったが、官庁工事が堅調。民間工事の内訳では下請が減り、元請の比率が高まった。工事分野別では橋梁、道路・ライン・土木コンクリート、その他が大幅に伸びた。
完成工事額を支部別にみると、多い方から▽東京1879億67百万円(前年度比1・9%減)▽大阪841億60百万円(同4・9%増)▽神奈川808億42百万円(同7・9%増)▽山口661億55百万円(同1・7%減)▽愛知621億49百万円(同12・8%増)の順。
日本塗装時報第2079号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2079号(2023年5月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)