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鋼構造物の膜厚を測定 テラドローンが実験に成功
テラドローン
産業用ドローンサービスを提供するテラドローン(東京都渋谷区、徳重徹社長)は、UAV(ドローン)を活用したインフラ点検の実用化に向けて、このほど同社グループのテラ・インスペクショニアリング社でUT(超音波探傷検査)ドローンによる膜厚検査を実施し、高精度での測定に成功したことを発表した。
ミクロン単位までの測定が行えるエルコメーター製のセンサーを搭載したドローンにより、オイルタンク内部の膜厚を計測。欧州の第三者認証機関EEMUAが定める検査水準を満たす精度での検査結果を得た。
ドローンを活用した測定の場合、ホバリング時に振動によるブレが生じやすくなるが、今回の実験では振動を抑える工夫としてドローンの外側に枠を取り付け、壁面にドローンを押し付けるように飛行している。こうした工夫により安定した計測が行えるという。
▶テラドローン株式会社 公式ホームページ (※別ウィンドウで開きます)
日本塗装時報第2051号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2051号(5月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」でご確認ください。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)