【だめひろい】一人親方はどうなる、どうする 直用が無理なら適正化を

【だめひろい】一人親方はどうなる、どうする直用が無理なら適正化を

 ▼建設業の一人親方にはメリットとデメリットの両面がある。職人にとっては魅力的な面も多い。職場にとらわれないフリーランスな生き方が可能で、腕次第では高収入も得られる。半面、病気や仕事がなくなったときの保障がなく、老後の生活も不安定だ。

 一方、業界側からみると、仕事の繁閑期に合わせて人工の調整ができるのは便利だが、社会保険の加入は進まなくなる。さらに、法定福利費を払わない業者ほど価格競争で優位になるなど、建設市場の公正さをゆがめる要因になる。

 実際、平成24年から始まった社会保険未加入対策のいわば副作用で、技能者の一人親方化が進んでしまった。社会保険の加入を逃れるため、常用工を一人親方にするケースも多い。

日本塗装時報第2050号掲載記事

この記事は「日本塗装時報」2050号(4月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内

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