業界団体総会 兵塗装・日塗装兵庫県支部
兵塗装 中西理事長が再任 技能検定事業など推進
兵庫県塗装工業協同組合(中西優理事長)の第62回通常総会は5月10日、神戸市中央区のエスタシオン・デ・神戸で開かれた。
冒頭、中西理事長は「昨年度は新型コロナウイルスの5類見直しに伴い、日常の生活が戻ってきた。そのような中、今年は新年早々に能登半島地震が起こった。被害状況を見ると、29年前の阪神淡路大震災を思い起こし、悲痛な思いになった。原油高、材料費の高騰、人手不足と悪い状況からなかなか抜け出せない。インボイス制度の導入や働き方改革の影響も大きく、我々中小零細企業にとって先行きが見通せない事態が続いている。組合事業は昨年度からようやく通常の活動に戻った。本年度の建築塗装技能検定申込者数は昨年度より多い96人で、4年連続の大人数になった。会員企業の発展と地域社会への貢献を目指して、一層精力的に活動していく所存である」とあいさつ。
議事では令和5年度事業報告、同決算報告、6年度事業計画、同予算を可決承認した。 任期満了による役員改選の結果は、中西理事長(宏和塗装店)をはじめ、風間貞宏( 風間塗装)、木ノ下修(木下塗装店)、宮澤健一(ミヤザワ)各副理事長、辻村光宗(辻村塗装工業)専務理事の執行部全員が再選された。
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日塗装兵庫県支部 廣川支部長が再任
組合の総会に先立ち、日本塗装工業会兵庫県支部(廣川司支部長)の令和5年度通常総会が開かれた。開会にあたり、廣川支部長は「能登半島地震で被害に遭われた会員への義援金を募ったところ、多くの賛同を得て、合計35万円を北陸ブロックの林理事に送ることができ、ご協力を感謝している。日塗装では今年も戸建て塗り替えを支援する『ペインテナンスキャンペーン』を4月から11月まで開催するので、積極的にご利用いただきたい」とあいさつした。
令和5年度事業報告、同決算報告、6年度事業計画、同予算を承認。総会後の役員会で、廣川支部長(ペイントヒロカワ)、風間貞宏(風間塗装)、宮澤健一(ミヤザワ)、三宅剛夫(内藤塗装)、辻村光宗(辻村塗装工業)、伊藤泰弘(伊藤テック)各副支部長を選任した。
日本塗装時報第2093号(2024年5月18日号)掲載記事
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