|日本ペイント栃木工場で出荷式 パーフェクトトップ発売10周年を記念
日本ペイント
日本ペイント(喜田益夫社長)は9月14日午後、主力製品である「パーフェクトトップ」の発売10周年を記念し、同社栃木工場内で、ブランドデザインを一新した「ニッペパーフェクトシリーズ」の出荷式を行った。
今泉昭彦取締役副社長は、新しいデザイン缶について『シンプル』かつ『スマート』をコンセプトに、メインカラーをパーフェクトネイビーに設定し、シリーズとしての統一感を向上させた」とブランドリニューアルの趣旨を説明した。
水性工場内を初公開
栃木第1工場(水性塗料工場)では、建設・重防食関係の汎用塗料を製造する。原料倉庫から原材料を運び、前練り、分散、溶解の各工程を経て最終の充てん工程まで、ほぼ自動化されている。
環境対応で新たな価値を創出
「SDGs」テーマに座談会
日本ペイント栃木工場では9月14日、パーフェクトトップ新デザイン缶の出荷式に先立ち、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに座談会を開催。営業・技術・生産物流各事業の責任者より同工場でのSDGsへの取り組みを説明した。
SDGsに貢献する新製品として、今年7月に「ドレスアップアート」、9月に「パーフェクトトゥルーマット」を発売した。「ドレスアップアート」は従来の単色塗装ではなく、複数の色を重ねることでサイディングボードに多彩な意匠をつけるのが特長。「パーフェクトトゥルーマット」は「真のつや消し塗料」として、奥つやを出さず、むらになりにくく、汚れもつきにくい水性外装用上塗り塗料として開発した。
日本塗装時報第2071号掲載記事