大日塗は減収減益 照明機器事業は好調
大日本塗料
大日本塗料の2019年4~12月期連結決算は、売上高551億56百万円(前年同期比0・9%減)、営業利益43億75百万円(同6・5%減)、経常利益45億83百万円(同3・9%減)、純利益28億29百万円(同5・1%減)。照明機器事業では大きく収益性が改善したが、国内外の塗料事業で需要が低調だった。
国内の構造物用塗料分野は、前年を上回ったが、建材用塗料分野は新設住宅着工戸数減少の影響を受けた。 業務用LED照明分野は、首都圏を中心に宿泊施設や商業施設向けの間接照明需要が好調で照明工事の受注も増加した。
通期の予想は、売上高730億円(前期比2・7%減)、営業利益56億円(同15・2%減)、経常利益58億円(同12・1%減)、純利益35億円(同12・5%減)、1株年間配当金25円(据置)。
日本塗装時報第2034号掲載記事