昭和会総会 山島会長が再選

昭和会総会 山島会長が再選 10月に50周年式典開催

昭和会(東京)

昭和会 総会会場(第一ホテル東京)

副会長に小柳・金久保・鳥山・冨田・中村の各氏

 昭和会(東京、山島克友会長)の第50期通常総会は2月21日、東京港区の第一ホテル東京で開かれた。

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 冒頭、山島会長は「昭和会の基幹事業である分科会発表会まで残すところ4カ月となった。発表会には各地の団体の方々もたくさん来られるため、ペースを上げて追い込んでいかなければならない。

 皆さんも経験があるかと思うが、材料や資材を手配し、いざ工事に取り掛かろうとした段階で、延期して欲しい、来年やりますといったお客様のツルの一声で、工事の中止が決まることがある。昭和会の中でも、時折ツルの一声が聞こえてくることがある。しかし、それが悪いことだとは思わない。時には一人一人がツルのようになって、いろんな意見を出すべきである。

 昭和会では経験の差はあれども、全員が対等な立場だ。率直な意見をぶつけ合うことで会が活性化し、個々のスキルアップにもつながる。今後も続く昭和会の活動を、活発な意見で盛り上げてほしい」とあいさつ。

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 議事では、平成31年度事業報告・決算報告、令和2年度事業計画・予算案、役員改選の件などを審議した。役員改選では、指名推薦により山島会長(山和塗装工業)が再選。副会長に小柳心弥(久野建装)・金久保淳哉(カナクボ)、理事に鳥山幸得太(トリヤマ)・冨田康博(冨田鋼装)・中村郷太(ナプコ)の各氏が選出された。

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 再選された山島会長は「改めて会員一人ひとりが事業の『改善』を心がけてほしい。今の事業活動にはそれぞれ理由があり、過去の歴史を理解した上で、より活発な会になるよう全員で育て上げていただきたい」と就任の豊富を述べた。

 平成31年度分科会中間報告では、経営分科会が「いかなるクレームにも負けない自社の危機管理体制について―カスタマーハラスメントから自社を防衛しお客様との信頼関係を強くする―」をテーマに活動していることを報告。これまでの活動では、アンケートの実施によりトラブル事例を把握したほか、フローチャートを用いたトラブルを発生させないための対策、トラブル時の対応などを学んだ。クレームの適切な対処法や対応能力を身に付けることで、顧客との信頼関係を築き、危機管理体制の向上を目指す。分科会発表は6月27日、熱海後楽園ホテルで行う。

 設立50周年記念事業の記念式典は2020年10月2日、東京都中央区のコートヤード・マリオット銀座東武ホテルで開催。記念視察旅行は20年5~7月頃を予定している。記念誌は21年6~7月に発行する。

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日本塗装時報第2034号掲載記事

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