東塗協 新理事長に鈴木芳昭氏「変革期の中、一層の結束を」
東京都塗装工業協同組合
東京都塗装工業協同組合(会津健理事長)は6月4日、東京・塗装会館で第72期通常総会を開いた。
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開会にあたり、会津理事長は「新型コロナウイルス感染症の影響により、4月に緊急事態宣言が発令された。5月には一旦解除されたが、都では東京アラートが発動されるなど、収束の目途が立っていない。
組合でも各種セミナーや委員会が中止・延期となった。専門校では修了式が延期となり、入校式は中止となった。一昨日、ようやく新1年生の授業が再開され、昨日は2年生らと感染防止対策をとりながら、専門校の運営に当たっている。 当組合では、今後生じると思われる信用不安への対応として、補助金に関する情報をホームページに掲載している。これからも長い戦いが続くことになるが、ウイルスを正しく恐れながらも、組合員の皆さまに対してより良い事業活動を提案していきたい」とあいさつ議事では、平成31年度事業報告・決算、令和2年度事業計画・予算、理事および監事選挙の件などを審議・承認した。
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任期満了による役員改選では、新理事長に鈴木芳昭氏(鈴木塗装工業所)、副理事長に伊原創一(伊原塗装)、中村行宏(丸善塗装工業)、西雄策(丸西)、佐藤周平(佐藤興業)の4氏を選任した。
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新執行部を代表して鈴木理事長は「前任の会津理事長は、平成22年5月に就任されて以来、5期10年にわたり理事長に就かれた。その間、落書き消去活動、防災協定の締結、団体別採用力スパイラルアップ事業などに取り組んでこられた。改めて敬意を表したい。わが国の建設業界が大きな変革期を迎える中、第15代理事長の大役を仰せ付かったが、協同組合だからこそできることを念頭に置き、組合ならびに業界発展のため精励する所存だ。再任の副理事長、常務理事とともに、これまで以上に結束力を高めて組合運営に当たりたい」と決意を述べた。
総会終了後に行われた理事長感謝状贈呈式では、鈴木理事長から会津前理事長に特別功労賞の賞状と盾が手渡された。
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日本塗装時報第2038号掲載記事