【Web限定】「橋梁銘板・塗装記録表コレクション」(2)はじめに
- 2020/5/16
- Web限定記事
「橋梁銘板・塗装記録表コレクション」(2)はじめに

【不定期更新】Web限定記事「橋梁銘板・塗装記録表コレクション」を始めました!
この連載記事は、全国の橋梁に掲示されている銘板や塗装記録表をご紹介するものです。 なお、塗装記録表は塗り替え作業の度に更新されるため、最新のものが掲載されていない場合もあるかも知れませんが、可能な限り新しい内容をお届けしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!
最終更新日:2020年6月24日
技術・技能者の誇り!「銘板」&「塗装記録表」

「日本塗装時報」の読者である塗装事業者の皆様には『釈迦に説法』となり恐縮ですが、はじめに一般の読者の方のために「銘板」「塗装記録表」について、少しだけご説明したいと思います。
「銘板」 は平らな板に建設物についての説明を記したものです。橋梁に設置された「銘板」には、その橋の名前をはじめ、事業主体や施工会社、工法などが書かれています。映画やドラマなどを観ていると、最後に出演者や制作者を記したエンドロールが流れますが、それに似た役割があります。
近年では、土木構造物の品質確保や、技術・技能者の誇りとやりがいの向上などを目的に「銘板に工事関係者の名前を記そう!」という動きも生まれています。
▶参考資料
国土交通省関東整備局
「工事関係技術者の名前を刻んだ銘板を拡大します~技術者の誇りを示す銘板の設置により、将来の担い手確保につなげます~」
(※PDFがダウンロードされます)
とは言え、1000人以上が関わる土木工事なども数多くありますので、さすがに全員の名前を記すことはできないため、主に代表者の名前だけを掲載する方法や、別途QRコードを掲示して、それを読み込むと工事に携わった人の名前が動画で表示される…という方法が採用されているようです。
