【19年4月~6月期決算】関ペは減収だが増益
- 2019/9/18
- 決算発表
関ペは減収だが増益 営業益6・6%増
関西ペイント
関西ペイントの2019年4月~6月期連結決算は、売上高1044億19百万円(前年同期比2・1%減)、営業利益81億95百万円(同6・6%増)、経常利益95億2百万円(同1・9%増)、純利益41億56百万円(同1・2%増)。
日本国内の売上高は383億2百万円(前期比0・0%減)、経常利益は48億7百万円(同4・1%増)。自動車新車用分野は国内向けは伸びたが、輸出が減少した。工業分野は、自動車部品向け塗料や飲料缶向け塗料などが堅調で増加した。建築・防食分野は市況が堅調。船舶分野は、造船の低迷の影響を受けた。自動車補修用は市況が低調で前年を下回った。
インドの売上高は245億31百万円(同6・2%増)経常利益は34億89百万円(同0・6%増)。自動車分野は自動車生産台数の減少により前年を下回ったが、建築分野の需要拡大が継続。
アジア地域の売上高は152億87百万円(同2・8%減)。経常利益は16億64百万円(同19・4%増)。中国は自動車分野が前年並み、工業分野は建設機械向けなどが堅調。インドネシアは、自動車分野が低調。タイは、自動車生産の回復を受け前年を上回った。
アフリカ地域の売上高は85億29百万円(同14・1%減)。のれんの償却を含む経常損失9億円3百万円。
トルコの売上高は161億45百万円(同10・5%減)。経常利益はのれんの償却を含む1億49百万円(同80・6%減)。 通期の予想は、売上高4400億円(前期比2・9%増)、営業利益365億円(同13・0%増)、経常利益415億円(同19・1%増)、純利益225億円(同29・3%増)、1株年間配当金30円(据置)。
日本塗装時報第2028号掲載記事