東塗協と日塗装東京支部 「お菓子なまちのペンキ屋さん」開催
- 2024/12/14
- 団体・組合
東京都塗装工業協同組合(鈴木芳昭理事長)と日本塗装工業会東京支部(多賀谷充支部長)は11月16日、東京都渋谷区の塗装会館で、「第10回お菓子なまちのペンキ屋さん」を開催した。
このイベントは、11月16日の「いいいろ塗装の日」を記念して実施。色味のない無機質だったお菓子の家を自由にデコレーション(ペイント)し、色彩豊かな街を創造することで、子どもたちに塗装への興味を持ってもらうことを目的としている。塗る楽しさと難しさ、食べる喜びが同時に感じられる人気イベントとなっている。
当日は33人の子どもとその家族が参加した。
イベントに先立ち鈴木理事長は「このイベントは今回で10回目を迎えることができた。少ない時間だが楽しんで素晴らしい作品を作り上げてください」とあいさつ。多賀谷支部長は「今年は23家族、33人のお子様に参加していただいた。私も数年前に子供を連れて参加したことがあり、作業を始めると時間がいくらあっても足りないぐらいお子様が発想をめぐらして、いろいろなお家を作り出すと思う。ぜひ、かわいい家、カッコいい家を作っていただき、将来、本物のペンキ屋さんに携わる仕事をしていただければ嬉しい」と述べた。
お菓子の家づくりの方法を説明したあと、講師が指導しながら家のデコレーションを開始した。
今回は自分で色を作る楽しみを知ってもらうため、まず自分たちで色を作り、足りなければ「いろいろ色工場」で白色ベースのものを追加でもらう形式で行った。欲しい色や作り方がわからない色を工場で「プロに依頼する」と、出来上がった色を見た子どもは「すごい」「どうしてこんなにきれいな色になるの」と驚いていた。。