シリーズ「塗料・塗装業界とDX」オンライン展示会のノウハウ(2)

シリーズ「塗料・塗装業界とDX」
青山日塗商滋賀県支部長に聞く
オンライン展示会のノウハウ(2)

Zoomの機能を使って個別のブース(対話式)を作成

 日塗商で初めてのオンライン展示会となった「第13回これ知っとく展」。同展示会を裏で支えた日本塗料商業組合滋賀県支部長の青山茂氏に、オンライン展示会を開催するノウハウについて話を伺った。

(前々号からつづく)
 ――「第13回知っとく展」ではZ o o m のブレイクアウトルーム機能(参加者を少人数のグループに分ける機能)を使った「対話式商談会」、働き方改革に関するセミナーの開催や相談会など、通常の展示会に近いプログラムが用意されていました。

 「他のオンライン展示会でも、オプションで来場者とビデオ通話ができるといったものはありますが、主催者もオンライン展示会の運営に慣れていませんし、出展者も来場者もビデオ通話を使い慣れていません。そのために思ったように商談ができていないように感じました」

(中略)

 「Zoomのブレイクアウトルーム機能については、会議の分科会のようなものができると次男に教えてもらいました。しかも、ちょうどその頃にこの機能がバージョンアップされまして、ホスト側の許可なしに参加者が自由にルーム間を移動できるようになったんです。これを使えば展示会のブースを自由に行き来するのと同じことができるのではないかとひらめきました」

出展者のブースでは動画やカタログが閲覧できる

日本塗装時報第2055号掲載記事

この記事は「日本塗装時報」2055号(2021年8月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内

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