日本ペイントHD 田中社長兼会長が退任
共同社長に若月・ウィー氏、ゴー氏が会長に
日本ペイントホールディングス
日本ペイントホールディングスは4月28日、オンライン記者会見を開き、同日付でウィー・シューキム副社長と若月雄一郎専務執行役CFOが共同社長兼CEOに、親会社ウットラムグループのゴー・ハップジン氏が会長に就任したと発表した。前会長兼社長兼CEOの田中正明氏は顧問に退く。
ウィー社長は、国内外のパートナー企業のオペレーションおよび研究・開発、製造、サプライチェーン、販売、マーケティングなどを担当する。若月社長は、M&A、財務政策、資金調達、経営企画、IR、広報、法務、総務、人事、監査など経営管理に関わる部門を担当する。ゴー会長は両社長への助言・サポートを行う。
今回の代表執行役交代は、田中氏が先月、取締役会に対して申し出たもの。それを受けて指名委員会(原壽委員長)で後継人事に関して議論を重ね、28日午後に開かれた臨時取締役会で新執行役の選任議案を承認している。
田中氏は辞任の理由について、中期経営計画に基づき今後、海外企業とのM&Aを推し進める際に、自らの年齢と体力が不安材料になることを避けたかったと説明している。
日本塗装時報第2051号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2051号(5月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)