網戸と塗料で花粉症対策 関西ペイントが網戸メーカーと実証実験
関西ペイント
関西ペイントと関西ペイント販売は、網戸メーカーのサンエス(横浜市、澤幡里久社長)と共同で、花粉の室内侵入を防ぐ実証実験を開始した。
関西ペイントの「ハイドロフレッシュ」は、花粉やカビ、ハウスダストなどのたんぱく質を光触媒効果で分解する効果があり、壁紙にも塗装が可能。また、サンエスの「ナノキャッチ」は防水機能も備えた3層構造の網戸で、2層目のフィルターで花粉やカビ胞子など浮遊粒子をブロックすることができる。
実証試験は、両製品を使用した「サンエスガーデン沼津」(静岡県沼津市)の集合住宅の部屋に花粉症の人に入居してもらい、効果を測定する。今年3月から来年1月まで実施し、期待する効果が得られれば、両社の販売網を利用して発売する予定。
日本塗装時報第2049号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2049号(3月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)