エスケーは増収微減益　仕上塗材・耐火材が増加

　エスケー化研の２０２０年３月期連結決算は、売上高９６０億28百万円（前年同期比１・０％増）、営業利益１１２億36百万円（同１・９％減）、経常利益１０９億64百万円（同５・９％減）、純利益75億44百万円（同３・０％減）。

　建築仕上塗材事業の売上高は８６０億21百万円（同０・２％増）、セグメント利益は１２３億38百万円（同３・４％減）。新築需要が減少したが、リニューアル市場で超耐久性塗料や超低汚染機能で差別化された省エネタイプの遮熱塗料を拡販した。

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　耐火断熱材事業の売上高は81億50百万円（同11・２％増）、セグメント利益は、８億94百万円（同12・７％増）。首都圏、都市部の再開発事業における受注が拡大した。その他事業の売上高は18億55百万円（同２．６％減）、セグメント利益は１億76百万円（同42・０％増）。

　通期の予想は、新型コロナウイルス感染症の影響により未定。

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日本塗装時報第2038号掲載記事